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2016年09月15日10時40分

【材料】三菱UFJが1カ月半ぶり500円台割れ、マイナス金利警戒続き底入れ波動が頓挫

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が4日続落で8月4日以来の500円割れとなった。テクニカル的にも500円近辺を横に走る13週・26週移動平均線を下に抜け、7月初旬以降に形成されつつあった底入れ波動が頓挫した格好となっている。
 
 来週20~21日の日銀の金融政策決定会合において予定される「総括的検証」を前に、黒田日銀総裁はマイナス金利の深掘りに前向きとの見方が強まっており、銀行にとっては懸念材料となっている。ここ、日銀は国債の買い入れ法を見直し長期金利と超長期金利については元に戻す方向を模索している。これにより長短金利差の拡大を図り、短期借り入れ、長期貸し出しによって利ザヤを稼ぐ銀行の収益環境改善につなげる狙いとみられる。「マイナス金利の深掘りに伴う銀行収益へのデメリットを相殺する意味合いが強いが、この日銀の意思もマーケットにはうまく伝わっていない」(市場関係者)状況にあり、引き続き“マイナス金利アレルギー”が銀行株の先行き不透明感を募らせている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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