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【通貨】東京為替:ドル・円は102円96銭付近、ショートカバーで一時103円20銭

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

14日午前の東京外為市場ではドル・円は102円96銭付近。ショートカバーによるドル買いが継続。ドル・円は102円半ばで寄り付いた後、日経平均株価の下げ幅縮小でリスク回避的な円買いは弱まり、ドルは上昇基調となった。10時以降は米10年債利回りの上昇を手がかりにショートカバーのドル買いが強まり、ドル・円は一時103円20銭まで値を切り上げた。

一方、日経平均のマイナス圏推移でリスク回避的な動きが広がりやすいなか、ユーロやポンドなど他の主要通貨もドル・円にけん引され、上昇基調となった。このうち、NZドル・円は今朝発表されたニュージーランドの4-6月期経常収支が予想を下振れたものの、大きく切り返した。

ただ、ある外為ディーラーは足元の地合いについて「ショートカバーによるドル買いで、長続きはしない」と指摘。ランチタイムの日経平均先物は、引き続き弱含む展開となっており、午後の取引でドルは失速する可能性があろう。

ここまでドル・円は102円43銭から103円20銭、ユーロ・円は114円92銭から115円76銭、ユーロ・ドルは1.1210ドルから1.1222ドルで推移した。

【要人発言】

・安倍首相
「日銀の金融政策の効果は実体経済に徐々に波及」

《XH》

 提供:フィスコ

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