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【通貨】外為サマリー:1ドル102円後半へ大幅な円安進む、日銀の「総括的な検証」への期待も

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=102円78銭前後と前日午後5時時点に比べ90銭強の大幅なドル高・円安。ユーロは1ユーロ=115円30銭前後と同1円00銭前後のユーロ高・円安で推移している。

 14日付の日本経済新聞は、20~21日に開く日銀の「総括的な検証」で「マイナス金利の深掘りを金融緩和の軸に据える方針」と報道した。同日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ観測が後退しているが、日銀の金融政策への期待からドル買い・円売りが膨らんでいる。ドル円は103円ラインに接近しており、9日につけた103円06銭の高値を抜けるか、どうかがポイントとなってきている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1219ドル前後と前日に比べ 0.0009ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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