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【市況】個別銘柄戦略:金融関連や資源関連を中心に下値不安も


米国株式市場の大幅反落を嫌気して売りが先行、日銀のマイナス金利政策に関する報道などもネガティブに捉えられよう。売り先行スタート後も、メガバンクを中心とした金融関連株の動き次第では一段安の流れも想定されるところ。銀行を中心とした金融関連株のほか、原油市況の下落を嫌気して資源・エネルギー関連株なども軟化する公算が大きい。セイコーの大幅下方修正はインバウンド関連などにマイナスの影響か。米国市場ではアップルが堅調な動きとなっていたものの、円高懸念や値下げ要請への影響懸念から、関連銘柄への関心は高まりにくいだろう。短期資金の矛先は中小型株となろう。ゲームショウ開催、または来週のフィンテックサミット開催を控えて、関連銘柄などに注目が高まるか。

《KS》

 提供:フィスコ

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