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【市況】14日の株式相場見通し=米株式の下落受け売り先行

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅反落したことを受け、売り先行のスタートとなりそうだ。ただ、米長期金利の上昇により、外国為替市場で円安・ドル高が進行すれば、株価の下支え要因となりそうだ。

 13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比258.32ドル安の1万8066.75ドルと大幅反落した。国際エネルギー機関(IEA)が需要の伸び悩みなどを理由として、今年の原油需要見通しを下降修正したのを受け、NY原油先物価格が下落した。これに伴い、原油株など資源関連の銘柄を中心に売りが優勢となった。また、長期金利の上昇も重荷となった。ナスダック総合株価指数は、前日比56.633ポイント安の5155.255と下落した。

 日程面では、串カツ居酒屋「串カツ田中」の直営及びFC店舗を運営する串カツ田中<3547>、医療・介護分野に特化したクラウドサービス事業およびそれに付随するサービスを手掛けるカネミックネットワーク<3939>、運用型広告、SEOコンサルティングなどを主要サービスとするデジタルマーケティング事業や、アプリの企画・開発・運営を行うライフテクノロジー事業を展開するデジタルアイデンティティ<6533>の3社が東証マザーズ市場に同時上場する。

 このほかに、日中高級事務レベル海洋協議(15日まで)、8月の新築マンション市場動向に注目。海外では、米8月の輸入物価指数、韓国株式市場は中秋の連休で16日まで休場。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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