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【市況】国内大手証券、設備投資は今後上向き傾向に

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券・景気循環研究所は12日、「設備投資は、今後上向き傾向に」と指摘した。内閣府が12日に発表した7月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は前月比4.9%増加した。2カ月連続の前月比増で、7月受注額は4~6月(月平均)を約10%上回った。もっとも、機械受注統計は単月の振れが大きい。8月以降の方向性を判断するには、機械受注に先行し月次の変動幅が小さい指標を同時に確認する必要があるが、製造業PMI(日本の日経PMI)と日本政策金融公庫の「中小企業景況調査」の中小企業売り上げ見通しDI・設備投資関連は、夏場にかけて反転・上昇の動きを示している。このことから判断すると、「機械受注はすでに上向き傾向に転じた可能性が高い」と分析している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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