【材料】任天堂が大商いで続落、個人資金錯綜のなかマド埋めからリバウンドの機を探る展開に
任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
全般手掛かり難の相場にあって、個人投資家資金を巻き込み東証1部で断トツの売買代金をこなしている。国内ネット証券では「きょうは個人資金の参戦が特に目立ち売り買いが交錯している」という。「配信開始前の現時点ではマリオ新作の課金モデルがはっきりしない。任天堂はガチャのような課金システムを採用しないとすれば、収益寄与は思ったほど伸びないのではないかという思惑もあり強弱感が対立している」と指摘する。
テクニカル的には9月8日の急騰で2万4700円近辺から2万7000円近辺までマドを開けている。また、これに先立って7月25日の急落場面でも、同じゾーンにマドを開けていることから、2万5000~2万7000円のゾーンは真空地帯が形成されている。今回はそのマドを埋めにいく過程にあり、2万5000円台前半で目先の底を入れるとの見方も強いようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)