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【市況】中国本土株式概況:上海総合1.9%安と続落、資源・素材株に売り(追加)

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

下記のとおり修正します。
(誤)
(正)(亜州IR)を追加

12日の中国本土市場は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比56.88ポイント(1.85%)安の3021.98ポイントと続落した。約1カ月ぶりの安値水準に落ち込む。上海A株指数も下落し、59.59ポイント(1.85%)安の3163.43ポイントで引けている。外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数は5.11ポイント(1.43%)安の351.14ポイント、深センB株指数は18.79ポイント(1.58%)安の1171.47ポイントで終了した。

投資家のセンチメントが冷え込む。本土の投資資金が香港株に流れている??との見方が引き続き嫌気された。証券規制を強化する動きもマイナス。証券当局は9日、「上場企業の重大資産再編管理弁法」を公布したと発表した。投機的取引などを抑制する狙いがある。

幅広い銘柄が売られる。上海総合指数の構成銘柄は9割超が下げた。業種別では、資源・素材株の下げが目立つ。石炭のエン州煤業(600188/SH)が7.0%安、非鉄の江西銅業(600362/SH)が4.0%安で引けた。証券株も安い。華泰証券(601688/SH)が4.9%下落した。ITハイテク関連株や消費関連株、インフラ関連株なども急落。銀行株や保険株、不動産株もさえない。


(亜州IR)

《MT》

 提供:フィスコ

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