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【通貨】外為サマリー:1ドル102円50銭前後でもみ合う、FRB高官の発言を注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=102円48銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=115円22銭前後と同横ばい圏で推移している。

 ドル円は102円50銭前後での一進一退。前週末のニューヨーク市場でローゼングレン・ボストン連銀総裁が講演で利上げに前向きな発言を行い、今月20~21日に開催されるFOMCでの早期利上げを意識する展開となっている。特に、今晩はブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事などの講演が予定されており、その発言を確かめたいとの見方が強まっている。今晩のFRB高官の発言内容次第では、さらに米利上げの可能性が高まり、一段のドル高・円安が進む可能性もある。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1243ドル前後と前日に比べ 0.0030ドル前後のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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