【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … クミアイ化、丹青社、東建コーポ　(9月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　クミアイ化 <4996>
　16年10月期の連結経常利益を従来予想の54億円→38億円(前期は80.6億円)に29.6％下方修正し、減益率が33.0％減→52.9％減に拡大する見通しとなった。

▲No.2　東建コーポ <1766>
　17年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比13.9％減の28.9億円に減り、5-10月期(上期)計画の64.8億円に対する進捗率は44.6％にとどまり、5年平均の55.8％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4996> クミアイ化 　　東１ 　 -10.55 　　9/ 9　　　3Q　　　-24.07
<1766> 東建コーポ 　　東１　　 -5.34 　　9/ 9　　　1Q　　　-13.87
<9743> 丹青社 　　　　東１　　 -1.62 　　9/ 9　　上期　　　　8.36

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース