【市況】ETF売買動向＝12日前引け、ＶＩＸ短先物が18.89％高

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比68.2％増の1204億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同62.8％増の1061億円だった。

　目立った値動きでは国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> が18.89％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> が17.65％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が4.73％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> が4.55％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.09％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> は16.58％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.52％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は6.44％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> は5.24％安、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は5.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が257円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金736億4300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金433億9200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が126億2700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が48億5400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が46億4500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が37億7000万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が11億100万円の売買代金となった。

株探ニュース