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【通貨】外為サマリー:1ドル102円60銭前後で推移、米早期利上げ巡り強弱感対立

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=102円61銭前後と前週末に比べ40銭強のドル高・円安で推移している。

 ドル円は102円60銭前後で推移。前週末9日のニューヨーク市場では、ローゼングレン・ボストン連銀総裁が講演で「完全雇用状態を保つには緩やかな利上げが適切」などと発言。ハト派で知られる同氏が、利上げについて言及したことから一時103円06銭までドルが上昇する場面があった。ただ、9月の米利上げに関しては依然、見方が割れており、強弱感が対立している。

 週明けの東京市場は一時、102円31銭まで軟化する場面があったが、その後は102円半ばに値を戻している。今晩はブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事などの講演が予定されており、その発言を確かめたいとの見方が出ている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1248ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=115円43銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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