市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(寄り付き)=米株急落受けて売り先行で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 12日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比217円安の1万6748円と反落。

 前週末の米国株市場ではNYダウが400ドル近い下げをみせたことで、東京市場でも買い手控えムードののなか主力株中心に売られる展開を余儀なくされている。ボストン連銀総裁が講演で早期利上げを示唆する発言をみせたことが、米国株急落の背景。WTI原油先物価格も5日ぶりに急反落しており、リスクオフの流れが強く意識されている。外国為替市場では日米金利差拡大思惑からドル高円安傾向にあったが、足もとの為替動向を横目に円安に対する思惑が株価を下支えすることも考えられる。安値圏では日銀のETF買いに期待した押し目買いが入る可能性もあり、売り一巡後の動きが注目される。

 寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで目立つのは石油、医薬品、鉱業、サービス、情報通信など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均