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【通貨】来週の為替相場見通し=日米の政策決定会合控え様子見も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、今月20~21日に予定されている日米金融当局の政策決定会合を前に様子見姿勢が強まりそうだ。予想レンジは1ドル=101円50~103円50銭。

 この週は、米国の8月ISM非製造業景況感指数が6年半ぶりの水準に落ち込んだことから、米早期利上げ観測が後退。一時101円前半へとドル安・円高が進んだ。来週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合を前にした模様眺め姿勢が強まる可能性がある。FOMCでの利上げ観測は一時に比べ後退したものの、依然思惑は残っている。このため来週15日の米8月小売売上高や8月鉱工業生産は高い関心を集めそうだ。国内では12日の7月機械受注や13日の7~9月期法人企業景気予測調査などが注目されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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