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【市況】終始買い優勢の展開に、バイオ関連の一角が強い動きに/マザーズ市況

そーせい <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、終始買い優勢の展開になった。売買代金トップのSOSEI<4565>の上昇がけん引したが、幅広い銘柄が買い優勢になっている。前日は任天堂<7974>などに短期資金が向かい、新興市場には利益確定売りが優勢となったものの、本日は任天堂の反落で短期資金が回帰する流れに。とりわけ、バイオ関連銘柄で強い動きが目立っている。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で886.91億円。騰落数は、値上がり129銘柄、値下がり84銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、アイスーリュイが間質性肺疾患治療薬として中国治験承認と伝わったGNI<2160>が急伸、メドレック<4586>は米国での痙性麻痺治療貼付剤の治験許可申請提出が材料視される。SOSEI、カイオム<4583>なども含め、バイオ関連がしっかり。安値圏でのもみ合いが続いていた中村超硬<6166>も急動意へ。アークン<3927>やクラウドW<3900>、sMedio<3913>なども強い動きが目立った。一方、前日に任天堂関連として買われたAppBank<6177>が反落、シリコンスタ<3907>は大幅続落。CRI・MW<3698>も安い。ミクシィ<2121>やサイバーダイン<7779>も上値重い動きに。
《KS》

 提供:フィスコ

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