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2016年09月09日17時19分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年9月9日

 9日の市場は日経平均が3日ぶりに小反発。終値は前日比6円高の1万6965円だった。1ドル=102円台への円安で一時1万7000円台を回復する場面があったが、北朝鮮による核実験が伝わり上値が重くなってしまった。週末ということで積極的な売買は控えられ、メジャーSQ算出日にもかかわらず東証1部の出来高は20億株にも満たない薄商いとなっている。

 昨日の米国市場はアップル株の下げや欧州株安を受けてダウ平均が続落した。証券会社による投資判断引き下げによってアップルが3%の急落。また、ECB(欧州中央銀行)が一部市場の期待に反して金融政策の現状維持を決めたことで欧州株が下落。これもダウ平均の足を引っ張ったようである。もっとも、原油相場が大きく上昇したことがマイナス要因を緩和させたようでダウ平均の下げは限定されている。一方、東京市場は円安の動きを好感して日経平均が序盤に1万7000円台を回復したが、北朝鮮による核実験が伝わるとにわかにマイナス圏へ転落。地政学リスクを意識する展開となった。後場に入ると今度は首相と黒田日銀総裁の急な会談が伝わり日経平均はプラス圏へ回復。今月下旬の追加緩和期待が広がった。もっとも、週末ということで1万7000円台以上を積極的に買い上がる風もなく、終盤は1万7000円手前で膠着したまま取引を終えている。チャート上では200日移動平均線(1万6983円)が抵抗線に。来週はここを抜けるかがポイントとなるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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