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2016年09月09日16時24分

【特集】フュージョン Research Memo(4):複数サービスの提案や顧客ニーズに沿った開発で他社と差別化を図る

フュージョン <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

(3)同社の強み

フュージョンパートナー<4845>の強みは、顧客基点のサービス開発を行っていることにある。同社の営業は大半が直販であり、顧客ニーズを直接聞き取り自社の開発陣にフィードバックすることで、サービスの機能向上や新サービスの開発につなげている。顧客からの要望については100%応えることを目標とすることが同社の開発ポリシーとなっている。主力サービスである「i-search」や「i-ask」もこうした顧客の要望から開発されたものであり、その他の顧客へ販売しても導入がスムーズに進む要因となっている。

また、こうして開発した豊富なサービスラインナップを持つことで、競合他社との差別化が可能なことも同社の強みとなっている。企業のWebサイトに関わるSaaS/ASPサービスは競合も多いが、単体のサービスだけを提供する企業が大半で、同社のように複数のサービスを提供している企業は少ない。複数サービスを連携して提案できることで、多様な顧客ニーズに一括して対応できるため、顧客当たり単価の上昇とともに顧客満足度の向上にもつながっている。また、顧客ごとのニーズに合わせたカスタマイズサービスの開発も行っている。顧客要望を基に開発したサービスを一般サービスとして横展開していくため、開発コストも結果的に低く抑えることが可能となっている。

業績面で見ると売上収益の約7割をSaaS/ASPサービスによる月額収入で占めており、ストック型の安定した収益基盤を構築していることが特徴となっている。従量料金は極力採用せず、月額固定料金のみでサービスを提供することを基本方針としている。また、その他の売上としてはWebサイトの開発など個別開発案件となるが、同社の開発力や顧客対応力の高さに対する認知度が向上するとともに、大型の開発案件を受注する機会も増えてきている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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