【市況】ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1273億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.0％増の1273億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.5％増の1140億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が新高値。中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではｉＰａｔｈ　エネルギー指数連動受益証券発行信託 <2024> が13.71％高、ｉＰａｔｈ 商品指数連動受益証券発行信託 <2021> が3.99％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.30％高、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ中期先物指数連動受益証券発行信託 <2029> が3.22％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が6円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金810億4400万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金791億1400万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が124億9500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が63億200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が37億4500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が31億8000万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が16億200万円の売買代金となった。

株探ニュース