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【市況】国内大手証券、日本株の強気判断を確認 16年度は経常増益の可能性も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は8日、日本株の強気判断を確認した。4~6月期は大幅な減収・減益となったが、「日本企業はコスト抑制などで収益重視経営を続けており、為替要因を除けば必ずしも悪い決算内容ではない」と指摘。一段の円高進行がなければ、日本企業は16年度に経常増益となる可能性が高い、とみている。世界的に金融環境は良好であり、業績予想の下方修正が一巡する場合、相対的な割安感を評価して外国人投資家の日本株買いが積極化すると期待しており、年末に向けて日本株が上昇するシナリオを維持している。日本株のメインシナリオとして16年12月の日経平均株価の期末値は1万9500円、TOPIXは同1550ポイントを見込んでいる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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