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2016年09月09日13時28分

【経済】中国:「民主の村」前村長に実刑判決、村民が抗議デモ


中国で「民主の村」として知られる広東省陸豊市烏坎村の林祖恋・前村民委員会書記(村長)が収賄罪などで起訴された事件で、同省仏山市の裁判所は8日、3年1カ月の実刑判決を言い渡した。村民たちは「収賄事件は前村長の排除が目的」と主張しており、判決後すぐに村内で抗議デモを行った。米メディアが伝えた。
起訴状によると、林氏は在職中、村内で建設工事を行った業者に便宜を図り、見返りに44万3000人民元(約680万円)を受け取った疑い。政府系メディアの報道では、「林氏は判決を受け入れ、控訴しない」と伝わっている。
村民たちは同日、林氏を支持するスローガンを叫びながら、村内でデモ行進を行った。商店の中には、林氏支持の意思を示すために閉店する店もあったという。
烏坎村では2012年、共有地の売却を巡って共産党幹部と村民が対立。直接選挙で村民委員会の代表を選んだ。しかし、共有地問題が解決しないため、村民たちは上級の鎮政府に対して陳情を行う準備をしていた。林氏は陳情を行う直前の6月22日に収賄罪で逮捕された。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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