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【市況】テーマ株等での循環物色/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16926.25 (-32.52)
TOPIX  : 1341.83 (-4.12)

[後場の投資戦略]

 北朝鮮の核実験実施との報道が嫌気された面があろうが、日経平均は16900円前半レベルでの底堅さが意識される。日銀のETF買入れが意識されるが、指数を大きく押し上げる展開は期待しづらく、こう着感の強い相場展開が続きそうである。とはいえ、手掛かり材料に欠ける面もあったため、想定内のこう着であろう。SQ値が17011.77円と、幻のSQとはならなかったが、17000円が心理的な抵抗として意識されやすい。

 そのため、後場もこう着感の強い相場展開が続きそうである。ただし、個人主体の中小型株物色は活発である。柱となる銘柄が不在であるため、方向感は掴みづらくなろうが、循環物色は続きやすい。フィンテック、AR/VR、ポケモノミクス、iPhone 7、自動運転車など、目新しい材料ではないにせよ、短期筋の値幅取りの流れが注目される。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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