【通貨】外為サマリー:一時1ドル102円10銭台に伸び悩む、日経平均の軟化が影響
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
8日に開催された欧州中央銀行(ECB)理事会は、金融政策の現状維持を決定した。これを受けて欧米の金利が上昇。日米の金利差拡大を見込んだドル買い・円売りが優勢となり、同日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は一時102円60銭前後のドル高・円安となった。
東京市場もこの流れを引き継ぐかたちでスタートしたものの、反発して始まった日経平均株価が軟化するとリスク回避目的のドル売り・円買いが流入。ドル円相場は伸び悩み、午前9時30分前には102円10銭台をつける場面があった。
ユーロは対円で1ユーロ=115円20銭前後と同70銭強のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1267ドル前後と前日午後5時時点の水準で推移している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)