市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:原油高、米長期金利上昇でドル買い、一時102円60銭

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円49銭から102円60銭まで上昇し、102円49銭で引けた。この日発表の米国の先週分新規失業保険申請件数が低下したことや、原油急伸を受けたとみられる米国債利回りの上昇に連れて、ドル買いが強まった。


 ユーロ・ドルは、1.1327ドルまで上昇した後、1.1241ドルまで下落し、1.1260ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)理事会後にドラギ総裁が、「資産買い入れプログラム延長を議論せず」、「当面は追加刺激策必要ない」、と述べたことでユーロ買いが先行。会見終了後は利益確定の売りに転じた。ユーロ・円は114円53銭から115円45銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは、1.3360ドルから1.3284ドルまで下落し、ドル・スイスフランは0.9650フランから0.9738フランまで上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均