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【市況】9月8日のNY為替概況

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円49銭から102円59銭まで上昇し、102円53銭で引けた。この日発表の米国の先週分新規失業保険申請件数が低下したことや、原油急伸を受けたとみられる米国債利回りの上昇に連れて、ドル買いが強まった。


 ユーロ・ドルは、1.1327ドルまで上昇した後、1.1241ドルまで下落し、1.1254ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)理事会後ドラギ総裁が、「資産買い入れプログラム延長を議論せず」や「当面は追加刺激策必要ない」、と述べたことでユーロ買いが先行。会見終了後は利益確定の売りに転じた。ユーロ・円は114円53銭から115円43銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは、1.3360ドルから1.3284ドルまで下落し、ドル・スイスフランは0.9650フランから0.9738フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:25.9万件(予想:26.5万件、26.3万件)
・米・失業保険継続受給者数:214.4万人(予想:215.1万人、前回:215.1万人←215.9万人)
・米・7月消費者信用残高:前月比+177.13億ドル(予想:+160.0億ドル、6月:+145.29←+123.2億ドル)

《KK》

 提供:フィスコ

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