市場ニュース

戻る
2016年09月08日17時05分

【市況】8日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高と5日続伸、医薬品株しっかり

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

8日の中国本土市場は小幅ながら値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.03ポイント(0.13%)高の3095.95ポイントと5日続伸した。上海A株指数も上昇し、4.20ポイント(0.13%)高の3240.97ポイントで引けている。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は0.98ポイント(0.27%)高の356.98ポイント、深センB株指数は3.12ポイント(0.26%)安の1192.66ポイントで終了した。

政策期待が追い風。「国有企業改革」や「供給サイド改革」の進展などに対する期待感が根強い。上値の重さが意識されるなか、主要指数は7日終値を下回って推移していたが、引け際にプラスとなった。取引時間中に公表された8月貿易統計の上振れに関しては、特に材料視する動きはみられない。輸入が大幅に改善したことについて一部から「資源価格が上昇した影響が大きく、内需が回復しているわけではない」との声も聞かれた。あす以降も8月の重要経済統計が集中して発表されるため(9日に物価統計、13日に鉱工業生産や小売売上高、固定資産投資、15日までに金融統計など)、結果を見極めたいとするスタンスにも変化はない。

業種別では、医薬品関連株の上げが目立つ。医薬品卸大手の九州通医薬(600998/SH)が9.0%上昇した。ジカ熱の感染者が広がっているシンガポールへの渡航について、当局が自粛するよう警告したことを受け、医薬品需要の拡大が連想されている。ITハイテク関連株や消費関連株、不動産株もしっかり。石炭株や素材関連株なども物色された。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

日経平均