【市況】メジャーSQを意識した17000円の攻防/後場の投資戦略
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均 : 16,971.05 (-41.39)
TOPIX : 1,346.48 (-3.05)
[後場の投資戦略]
セクターでその他製品が上昇率トップだったが、任天堂<7974>のインパクトが大きい。米アップルは7日、スマートフォンの新機種「iPhone 7」を披露した。また、iOS向けに任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」の新作ゲーム「スーパーマリオラン」の提供を開始すると明らかにした。さらにポケモンGOが 「Apple Watch」に対応。この発表を受けて大幅高となり、さらにディーエヌエー<2432>などポケモノミクス関連へ波及している。
後場は日銀のETF買入れへの思惑から17000円を挟んでの底堅さが意識されそうである。メジャーSQを控えていることもあり、同水準で動きたくないであろう。ただし、17000円への戻りの鈍さが意識されてくるようど、権利行使価格の16875円寄りに推移してくる可能性もある。日経平均を横目で睨みながら、ポケモノミクス関連等のテーマ株の循環が続きそうである。(村瀬智一)
《MA》
提供:フィスコ