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【市況】11時時点の日経平均は続落、任天堂や関連銘柄が上昇率上位占める

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16970.05円(前日比42.39円安)で推移している。7日の米国市場でNYダウは11ドル安となった。地区連銀経済報告(ベージュブック)を受けて、小幅な値動きに終始した。こうした流れから日経平均は28円安からスタートすると、その後もおおむね16900円台後半でのもみ合いが続いている。ここまでの東証1部売買代金は概算で8500億円、日経平均の上下の値幅は約46円にとどまっている。新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均もマイナス圏で推移している。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>などがさえない。日経平均構成銘柄への新規採用で前日急伸した楽天<4755>は3%安と反落している。また、ナイガイ<8013>、曙ブレーキ<7238>、TOWA<6315>などが東証1部下落率上位となっている。一方、任天堂<7974>が全市場売買代金トップ、ディーエヌエー<2432>が同2位でともに急伸している。米アップルのイベントでiOS向け新作ゲームを年内に配信すると発表したことが材料視されている。一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたSMC<6273>、前日後場に急落していたカカクコム<2371>、その他塩野義薬<4507>も買われている。また、任天堂、ディーエヌエーに加え、ポケモン関連とされるサノヤスHD<7022>が東証1部上昇率上位にランクインしている。

《HK》

 提供:フィスコ

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