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【市況】今日の日経平均はこうなる~16900-17100円のレンジを想定

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

【小幅安となる】16900-17100円のレンジを想定=村瀬 智一


7日のNY市場はまちまち。地区連銀経済報告(ベージュブック)では大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大したものの、大統領選挙が一部企業の経済活動に影響を与えるとの認識が示され、小幅な値動きに終始する展開となった。ダウ平均は11.98ドル安の18526.14、ナスダックは8.02ポイント高の5283.93。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の16970円。

為替市場では1ドル101円半ばでの推移となるなか、こう着感の強い相場展開になりそうだ。下値は日銀のETF買入れが意識されるなか、売り込みづらい。また、メジャーSQを控えているため、大きな値動きは避けたいところであろう。

昨日は5日線を割り込んでの推移だったが、その後は下げ幅をじりじりと縮めてきており、終値では5日線回復。陽線形成となり、押し目買い意欲の強さが窺えた。ボリンジャーバンドでは+1σでの攻防だったが、これまで同様、+1σと+2σとのレンジでの推移に。-1σ、-2σは上昇に転じてきており、バンドの切り上がりに沿った強いトレンドが意識されてきそうだ。週足の一目均衡表では雲下限での攻防をみせており、支持線として意識されやすい。一方でMACDはやや下向きでの推移となり、シグナルとの乖離が縮小してきているため、いったん陰転シグナルが発生してくる可能性がありそう。16900-17100円のレンジを想定。

《WA》

 提供:フィスコ

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