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【市況】11時時点の日経平均は3日ぶり反落、メガバンクや保険株の下げ目立つ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16948.36円(前日比133.62円安)で推移している。6日の米国市場でダウ平均は46ドル高となったが、8月ISM非製造業景況指数などの経済指標の下振れを受けて、為替相場は1ドル=101円台前半まで円高・ドル安に振れた。日経平均は円高を嫌気して144円安からスタートすると、一時16903.20円(同178.78円安)まで下落する場面があった。その後は16900円台半ばまで下げ渋り、もみ合いとなっている。なお、新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに上昇している。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が売られているほか、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、富士重<7270>などがさえない。メガバンクとともに村田製<6981>、マツダ<7261>、JFE<5411>の下げが目立ち、第一生命<8750>は5%超下落している。また、日経平均構成銘柄から除外される日曹達<4041>、前日に決算発表したくら<2695>、その他T&DHD<8795>などが東証1部下落率上位に顔を出している。一方、売買代金トップの任天堂<7974>が2%高で推移しているほか、東京電力HD<9501>、アステラス薬<4503>などがしっかり。リクルートHD<6098>や大成建<1801>は2%超、塩野義薬<4507>は3%超上昇している。日経平均構成銘柄に新規採用される楽天<4755>は6%高。また、ノバレーゼ<2128>、サニックス<4651>、WSCOPE<6619>などが東証1部上昇率上位となっている。
《HK》

 提供:フィスコ

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