【材料】インフォテリア、ラクーンなどフィンテック関連が強い、株価休養十分で物色人気再燃へ
インフォテリ <日足> 「株探」多機能チャートより
全般相場にやや手詰まり感が出ているなか、きょうは外国為替市場で急速な円高が進行、これが主力株への買いを手控えさせている。中小型の内需系銘柄が相対的優位なポジションにあり、ここ株価休養十分で個人投資家資金を誘引しているフィンテック関連に物色資金が向かっている。チャート面でも底入れ浮上の兆しをみせるものが相次いでいるほか、8月下旬に日銀が第1回Fintechフォーラムを主催するなど中央銀行が同分野への注目を高めていることや、三菱UFJなどメガバンクも同分野でITベンチャーとのアライアンスに前向きな動きをみせていることが、物色人気再燃につながっている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)