【通貨】NY為替:ISM非製造業景況指数の悪化でドル・円102円割れ
ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円44銭から101円93銭まで下落し、102円02銭で引けた。この日発表の米国の8月ISM非製造業景況指数(総合)が6年半ぶりの低水準に落ち込み、8月労働市場情勢指数も予想外のマイナスとなったことを受けて、景気減速懸念や米FRBの9月利上げ観測後退により米国債利回りが低下し、ドル売りが強まった。
ユーロ・ドルは、ドル売りが主導するかたちで1.1154ドルから1.1263ドルまで上昇し、1.1255ドルで引けた。一方、ユーロ・円は円買いが優勢になり、115円42銭から114円71銭まで下落した。
ポンド・ドルは、1.3342ドルから1.3445ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9799フランから0.9693フランまで下落した。
《KK》
提供:フィスコ