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【テク】日経平均テクニカル:いったん長い陽線を積み上げておきたいところ


続伸。小幅ではあるが17000円を上回っての推移となり、底堅さが意識されている。5日線が支持線として機能しているほか、ボリンジャーバンドでは上昇する+1σ、+2σとのレンジ内での推移であり、前日の陰線効果により過熱感はない。上値の重さがやや意識されている感にみえるが、価格帯別出来高では商いの薄いところであり、戻り売り圧力はそれ程強くなさそうである。とはいえ、週足の一目均衡表では雲下限をクリアしており、16945-17910円辺りでの比較的厚い雲の中での推移となるため、強弱感が対立しやすい面はある。遅行スパンは17200円辺りをクリアしてくるようだと、上方転換シグナルを確実にさせてくるだろう。新値足は陽線が4本積み上がっているが、レンジが小さいため、16900円辺りを割り込んでくると、陰転シグナルを発生させてくる。いったん大幅上昇で長い陽線を積み上げておきたいところである。

《WA》

 提供:フィスコ

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