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【市況】17000円固め、ドローンや自動運転車などテーマ株物色に/オープニングコメント


 6日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。5日の米国株式相場はレイバー・デー(Labor Day-労働者の日)の祝日で休場だったこともあり、海外勢のフローは限られる。商いが膨らみづらい需給状況の中、方向感は出難いだろう。一方で、薄商いの中、先物主導で仕掛け的な商いに振らされやすくなるため、先物市場の動向を睨みながらの相場展開になろう。

 シカゴ先物は大阪比ほぼ変わらずであり、17000円を上回っての推移となっている。週足の一目均衡表では雲下限を突破してきており、雲下限が支持線として意識される。雲の中での推移で強弱感が対立しやすいと考えられるが、基本的には先高期待が強いため、押し目拾いのスタンスになる。

 物色については、やや材料系にシフトしやすく、米アップルのイベントを意識した関連物色のほか、ドローン、自動運転車、IoTなどのテーマ株での循環が続きそうだ。
《AK》

 提供:フィスコ

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