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【市況】マザーズ指数は6日続伸、材料株・テーマ株物色が活発化、モブキャスやカヤック急伸/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、日経平均が約3ヶ月ぶりに節目の17000円台を回復するなか、マザーズ指数の出遅れ感が意識されて物色が向かったようだ。日経平均が後場伸び悩んだ局面でも、マザーズ指数は一段高となった。マザーズ時価総額上位は堅調ながら売買はさほど膨らんでおらず、足元で投資家の関心が高い材料株やVR(仮想現実)などのテーマ株が活況となった。なお、マザーズ指数は6日続伸、売買代金は概算で975.72億円。騰落数は、値上がり142銘柄、値下がり73銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのモブキャス<3664>や、VR関連のイード<6038>、位置ゲームのモバファク<3912>がストップ高まで買われた。モブキャスは新作ゲームの海外での好調が材料視されたようだ。また、VR関連株は「東京ゲームショウ」に関する報道が刺激材料となった。その他VR関連のカヤック<3904>やシリコンスタ<3907>、ゲーム株のブランジスタ<6176>、米アップルのイベントで思惑が広がるAppBank<6177>、IoT関連のsMedio<3913>などが上昇率2ケタとなり、米国での特許成立が材料視されたMDNT<2370>は3割高と急伸した。その他売買代金上位ではSOSEI<4565>、CRI・MW<3698>、サイバーダイン<7779>などが上昇した。一方、インスペック<6656>、エナリス<6079>、デファクト<3545>などが軟調。また、メディビ<2369>が2割強の大幅下落となり、前週末上場したベイカレント<6532>は換金売りが強まり13%安となった。ヨシムラフード<2884>やアクセルマーク<3624>も下げが目立った。
《HK》

 提供:フィスコ

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