【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 三井ハイテク、ハイレックス、ファースト住 (9月2日発表分)
ハイレックス <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月1日から2日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.4 ハイレックス <7279>
16年10月期の連結経常利益を従来予想の200億円→179億円(前期は206億円)に10.8%下方修正し、減益率が2.7%減→13.2%減に拡大する見通しとなった。
▲No.5 三井ハイテク <6966>
17年1月期の連結経常利益を従来予想の16億円→10億円(前期は23.9億円)に37.5%下方修正し、減益率が33.1%減→58.2%減に拡大する見通しとなった。
▲No.7 ゼネラルパ <6267>
16年7月期の経常利益(非連結)は前の期比4.1%増の3億3200万円に伸びたが、17年7月期は前期比9.6%減の3億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3816> 大和コン JQ -7.38 9/ 2 本決算 1.72
<6040> 日本スキー 東M -1.83 9/ 2 本決算 947.37
<2217> モロゾフ 東1 -1.59 9/ 2 上期 82.35
<7279> ハイレックス 東2 -1.24 9/ 2 3Q -12.77
<6966> 三井ハイテク 東1 -0.59 9/ 2 上期 -59.86
<8917> ファースト住 東1 -0.47 9/ 2 3Q 37.24
<6267> ゼネラルパ JQ -0.19 9/ 2 本決算 -9.64
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース