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【材料】国内大手証券、MDIなどの採算改善は三井化学や東ソーに追い風

三井化学 <日足> 「株探」多機能チャートより
 野村証券は2日、化学セクターの見通しで「アジアの需給がタイトでエチレン採算などは好調が続くとみられる」とし三井化学<4183>などに引き続き注目している。特に足もとの8月末時点では、代表的なウレタン主原料のMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)やTDI(トルイレンジイソシアネート)の採算が改善。中国からの供給が抑制されている点が大きいが、これは東ソー<4042>や三井化学の業績にはプラス材料と指摘。

 また、メチルメタクリレート(MMA)樹脂の原料モノマーであるMMAの採算も改善。MMAの採算がさらに改善すれば三菱ケミカルホールディングス<4188>や旭化成<3407>、クラレ<3405>、住友化学<4005>の業績にプラスとみている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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