【材料】<動意株・5日>(前引け)=ACCESS、イード、CYBERDYNE
ACCESS <日足> 「株探」多機能チャートより
イード<6038>=商いを伴い続騰し、連日の年初来高値更新となっている。証券リサーチセンターの2日付リポートをきっかけにVR関連の出遅れとして注目度が高まっており、4日付の日本経済新聞で「15日に開幕するゲーム見本市『東京ゲームショウ』は仮想現実(VR)を体験できる専用機器の展示が100台を超える見通しだ」と報じたことが、人気に拍車をかけた格好だ。同社では、シータ(東京都中野区)と業務提携し、アイドル実写映像に特化したVR映像配信プラットフォーム「EINYME(エイニーミー)」の展開を7月から開始しており、自社制作コンテンツの配信だけでなく、他社制作によるコンテンツ配信も行う方針であるとしている。
CYBERDYNE<7779>=4日続伸。前週末2日の取引終了後、大同生命保険と業務提携し、同社のロボット治療機器「HAL医療用下肢タイプ」を用いた特定の疾病治療に対する新たな保険商品の開発を目指すと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。医療用HALは、2日から緩徐進行性の神経・筋難病疾患の患者に対して、公的医療保険による治療が開始されているが、今回、民間保険会社である大同生命と協働することで、医療用HALによる新医療技術の普及を促進を図る方針。また、神経・筋難病疾患の患者が最先端の治療を受けることにつながることも期待されている。
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出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)