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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い展開か、経済指標改善で買い継続も

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■大幅上昇、経済指標改善を好感したポンド買い

先週のポンド・円は大幅上昇。英経済指標の改善を好感したポンド買い・米ドル売りが活発となったことや、米ドル・円相場が円安方向に振れたことが要因。リスク回避的なポンド売りは一段と後退した。取引レンジ:133円35銭-138円84銭。

■底堅い展開か、経済指標改善で買い継続も

今週のポンド・円は底堅い展開か。投機的なポンド売りは後退しており、5日発表の8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)などの経済指標が堅調ならポンド買いが強まりやすい見通し。ただし、日本銀行はマイナス金利の深掘りを模索しているとの見方が広がり、株高への懸念が高まった場合、ポンドは伸び悩む可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・5日:8月マークイットサービス業PMI(予想:49.0、7月:47.4)
・7日:7月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、6月:+0.1%)
・9日:7月商品貿易収支(予想:-116.5億ポンド、6月:-124.09億ポンド)

予想レンジ:137円00銭-140円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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