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【通貨】外為サマリー:1ドル103円20銭前後でもみ合う、米ISM指数受け米利上げ観測後退

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=103円25銭前後と前日に比べ30銭前後のドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は103円20銭前後で一進一退。今晩発表の米8月雇用統計発表を控え、様子見状態にある。1日発表された米8月ISM製造業景況感指数が、49.4と市場予想(52.0)を大幅に下回り、景気判断の分岐点となる50も割り込んだことから、早期利上げ観測が後退。前日のニューヨーク市場でドルは一時104円00銭まで上昇したが、その後、ISM製造業指数を受け一転、103円10銭まで急落したこともあり警戒感が強まっている。このなか、米雇用統計の結果待ちの状態が一段と強まっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1201ドル前後と同0.0070ドル前後のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=115円65銭前後と同40銭前後のユーロ高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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