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【市況】個別銘柄戦略:輸出関連や金融株などには換金売り圧力も


米国のISM製造業景気指数が想定市場の下振れとなり、その後の為替相場ではドル安円高の動きになっている。自動車販売の失速などもあり、米国の9月利上げの可能性はやや遠のいたとみられる。雇用統計を控えて動きにくい状況ではあるものの、過度な円安進行への期待感は後退するとみられる。輸出関連はやや上値の重い展開となっていこう。また、米国市場で軟化した影響から、金融株の行方も気になるところ。ロシア関連の一角などに関心も向かうが、原油安が逆風となる銘柄もある。月替わりで月次動向なども発表されているが、ハニーズなどややネガティブと捉えられるものが多くなっている。TSMCと協業のルネサス、アナリスト買い推奨の日本新薬やマツキヨなど個別物色が中心になりそう。

《KS》

 提供:フィスコ

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