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【通貨】明日の為替相場見通し=米雇用統計前に様子見姿勢も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米8月雇用統計を前に様子見姿勢が強まりそうだ。予想レンジは1ドル=102円00~104円00銭。

 前日のニューヨーク市場で103円50銭台をつけた後、この日の東京市場では一時、103円00銭台まで軟化したが、その後は持ち直し総じて底堅く推移。欧州時間に入ると、時間外取引で米10年債利回りが上昇していることなどを手掛かりにドル買い・円売りの動きが強まり、一時103円60銭台まで上昇する場面があった。今晩は米8月ISM製造業景況感指数の発表があるが、やはり市場の関心はあす雇用統計に集中している。このため、あすは103円台前半を中心に一進一退が続く可能性が高い。非農業部門雇用者数は18万人増が見込まれており、この水準を上回れば9月利上げの公算は一気に高まるとみられている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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