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【通貨】東京為替:ドル・円は103円26銭付近、日本株高を反映

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

1日午前の東京外為市場ではドル・円は103円26銭付近。日経平均株価のプラス圏推移で底堅さが意識されている。ドル・円は103円半ばで寄り付き、国内勢による売りが先行し下落基調となったが、日経平均のプラス圏推移で、リスク回避的なドル売り・円買いは広がっていないもよう。ただ、明日の米雇用統計発表を控え投機的なドル買いはやや抑制されている。

また、9月利上げについては期待があまり高まっておらず、ドルは買われやすいがまとまった買いは入りにくいようだ。米雇用統計発表後は、75日移動平均線(104円27銭)付近を上抜けても上値メドは104円台半ばと、それほど大きな上昇は見込まれていない。

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏推移が続いており、ドル・円は午後の取引でも103円台で底堅い展開となるだろう。

なお、中国の底堅い経済指標を受け豪ドル・円が買われたが、10時半に発表されたオーストラリアの4-6月期民間新規設備投資が弱かったため、豪ドル買いは一服。ただ、豪ドル・円のドル・円への影響は限定的だったようだ。

ここまでドル・円は103円15銭から103円44銭、ユーロ・円は115円03銭から115円42銭、ユーロ・ドルは1.1152ドルから1.1166ドルで推移した。

《XH》

 提供:フィスコ

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