【市況】ETF売買動向＝1日前引け、ＶＩＸベア、日興米債ヘ有が新高値

　1日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比0.7％増の651億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同1.3％減の582億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が新高値。Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、ＤＩＡＭＥＴＦＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資指数 <1484> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> が3.47％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が3.07％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.93％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は3.85％安、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は3.13％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が21円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金391億100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は400億8700万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が75億5200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が35億2200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が26億4500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が19億2300万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が8億100万円の売買代金となった。

株探ニュース