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【市況】マザーズ指数は3日続伸、ミクシィやサイバーダインが後場強含み、デファクトは初値堅調/マザーズ市況

そーせい <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、前日上昇したSOSEI<4565>やこのところ強い値動きとなっていた銘柄の一角が利益確定売りに押され、マザーズ指数はマイナス圏で推移する場面があった。しかし、主力のミクシィ<2121>やサイバーダイン<7779>が後場に入り強含み、指数を押し上げた。個別材料株や約1ヶ月ぶりとなったIPOも投資家の関心を集めた。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で685.69億円。騰落数は、値上がり111銘柄、値下がり101銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、ミクシィやサイバーダインのほか、モバファク<3912>、カヤック<3904>、モブキャス<3664>などが上昇。直近で米調査会社のレポートを受けて下落していたサイバーダインは、下値の堅さが意識されたようだ。東証1部への市場変更が決定したPCI?HD<3918>や、フィンテック市場への参入を発表したアクロデア<3823>も買われた。また、グリーンペプ<4594>はがんペプチドワクチンに関する特許発行が材料視されストップ高となり、「ZMPフォーラム2016」開催で改めて関心が高まったAWS?HD<3937>も急反発した。一方、SOSEIやEG<6050>、シリコンスタ<3907>、フリークアウト<6094>、インベスターC<1435>などが軟調。また、子会社上場で目先の材料出尽くしとの見方からBEENOS<3328>がストップ安となり、東京ベース<3415>も急落した。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したデファクト<3545>は公開価格を41%上回る初値を付けた。初値形成後は利益確定売りに押されたが、引けにかけてやや値を戻して初日の取引を終えた。
《HK》

 提供:フィスコ

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