30日、三菱重工業 <
7011> が構造改革を実施している商船事業において、他造船会社との提携構築に向けた協議を開始すると発表したことが買い材料視された。
提携協議をするのは国内造船最大手の今治造船、大島造船所、名村造船所 <
7014> の3社。世界規模で造船の需要が減少する中、同社の強みである造船技術力や開発力と、他造船会社の有する製造能力やコスト競争力を組み合わせ、グローバル市場における競争力強化を図る。
発表を受けて、造船3社との提携による商船事業の建て直しに期待する買いが向かった。なお、名村造船所の株価も大きく値上がりしている。
株探ニュース