【通貨】外為サマリー:1カ月ぶりの103円台に上昇、米9月利上げ観測で買い優勢
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が30日、テレビ番組のインタビューで「利上げは1度きりとは言えない」などと発言。また、米8月消費者信頼感指数が予想を上回る良好な内容となったことから、ニューヨーク市場でドル買いが優勢となり、一時103円13銭と約1カ月ぶりに103円台に乗せた。
この日の東京市場は、朝方は102円90銭前後で推移していたが、午後9時過ぎに再度、買いが優勢となり103円台を回復した。相場は9月利上げの可能性を徐々に織り込む展開となっているが、今週末の米8月雇用統計を前に依然、強弱感は対立している。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1141ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=114円88銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)