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【市況】東京株式(寄り付き)=円安好感、主力株中心に買い先行

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 31日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比132円高の1万6857円と反発。

 前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が小幅安となったが、好調な経済を背景に早期利上げの思惑がドル買いの動きを誘発し、足もと1ドル=103円台まで円安が進行、これを受けて主力株中心に物色意欲を盛り立てている。ただ、ここ市場エネルギーの低下が目立っていることは気がかりで、今週末に米8月の雇用統計発表を控え、これを見極めたいとの思惑から買い一巡後は上値が重くなる可能性も指摘されている。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、小売、繊維を除きほぼ全面高様相。値上がり上位に銀行、証券、鉄鋼、保険、輸送用機器など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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