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【市況】8月30日のNY為替概況

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円29銭から103円14銭まで上昇し、103円03銭で引けた。この日発表の米国の6月S&Pケース・シラー住宅価格指数(20都市部)が安定的な伸びを維持したほか、8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が予想を大きく上回る上昇となったことが好感され、ドル買いが強まった。


 ユーロ・ドルは、1.1171ドルから1.1132ドルまで下落し、1.1140ドルで引けた。独・8月消費者物価指数速報値が予想に反して横ばいだったこともユーロ売り圧力になった。ユーロ・円は円売りが優勢となり、114円22銭から114円94銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは、1.3120ドルまで上昇後、1.3073ドルまで下落し、ドル・スイスフランは、0.9801フランから0.9844フランまで上昇した。

【経済指標】
・米・8月消費者信頼感指数:101.1(予想:97.0、7月:96.7←97.3)
・米・6月S&Pケース・シラー住宅価格指数:前年比+5.13%(予想:+5.10%、5月:+5.25%←+5.24%)
・カナダ・4-6月期経常収支:-198.6億加ドル(予想:-202.0億加ドル、1-3月期:-165.9億加ドル←-167.7億加ドル)
・独・8月消費者物価指数速報値:前年比+0.4%(予想:+0.5%、7月:+0.4%)

《KK》

 提供:フィスコ

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