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【市況】30日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高と反発、証券株しっかり

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

30日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.65ポイント(0.15%)高の3074.68ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、4.89ポイント(0.15%)高の3218.71ポイントで引けている。一方、外貨建てB株相場はほぼ横ばい。上海B株指数は0.03ポイント(0.01%)安の354.12ポイント、深センB株指数は0.01ポイント(0.00%)高の1162.88ポイントで終了した。

市場活性化の期待が高まる。証監会国際合作部の主任は30日、深セン・香港間「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)の取引開始時期について言及。11月中旬から下旬にかけてとなる見通しを明らかにしている。これまでは早くても12月との見方が優勢だった。ただ、上値は重い。金融緩和期待の後退などが嫌気された。

業種別では、証券株が軒並み上昇。太平洋証券(601099/SH)が1.5%高、華泰証券(601688/SH)が0.9%高、中信証券(600030/SH)が0.7%高で引けた。銀行株や保険株、ITハイテク関連株、石油や石炭のエネルギー関連株、鉄鋼株、自動車株もしっかり。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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