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2016年08月29日15時45分

【市況】日経平均は3日ぶり大幅反発、円安を好感し一時400円超の上昇/相場概況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は3日ぶり大幅反発。注目されたジャクソンホール会合でのイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受けて、為替相場が円安・ドル高方向に振れたことが好感され、日経平均は270円高からスタートした。寄り付き後に上げ幅を300円超に広げ16700円台を回復すると、その後も高値圏で堅調に推移した。為替市場では1ドル=102円台まで円安が進み、日経平均は後場に一時16764.64円(前週末比403.93円高)まで上昇する場面があった。円安を受けて主力大型株優位の相場展開だった。

大引けの日経平均は前週末比376.78円高の16737.49円となった。東証1部の売買高は16億1667万株、売買代金は1兆8027億円だった。業種別では、海運業や保険業、輸送用機器が4%前後の上昇となった。一方、下落したのは小売業、水産・農林業、食料品の3業種のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>が4%近い上昇となったほか、任天堂<7974>、ソフトバンクグ<9984>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>など売買代金上位は全般堅調。富士重<7270>、村田製<6981>、第一生命<8750>は5%超高、マツダ<7261>、ヤマハ発<7272>は6%超高と上げが目立った。また、フィンテック分野参入を発表したインフォMT<2492>がストップ高を付け、ワイエイシイ<6298>やローツェ<6323>とともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、本日より日経平均構成銘柄に採用されたファミリーM<8028>が5%近い下落。売買代金上位では小野薬<4528>や7&iHD<3382>も軟調で、JT<2914>は小安い。また、ファンドが買収断念と報じられたアコーディア<2131>や、一部証券会社の目標株価引き下げが観測されたアダストリア<2685>が急落し、東証1部下落率上位に並んだ。
《HK》

 提供:フィスコ

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